『ピーアール』


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06’ 9月10日(日)

お久しぶりでございます。
写真を差し替えた途端にダンジョンな雰囲気ですが
みなさま、毎日どのようなクエストを体験されているのでしょうか?
『はじめてのおつかいクエスト』や『新学期試験クエスト』など
いろいろと大変だったのでしょうね?
わたくしも川の流れに身を任せて
どこまでも流れて行きたい気持ちクエストを体験中でございます。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
あぁ、あの麦藁帽子はどこへいったのでしょう?なんて
現実逃避な考えが脳ミソの中を行ったり来たりしています。

そんな中、「イラストレーターになるには、かなりの画力が必要ですか?」
という質問を受けました。
似たような不安やイラストレーターを夢見て励んでいる方々にも
なにかの参考のひとつにでもなれば・・・、なんてなことを思いまして
ここでちょこっと小笠原の考えをお伝えしたいと思います。
ではでは、ちょっぴり語りますよ?

わたくし小笠原がイラストレーターになりたいと思ったのは
そもそも絵を描くことが好きだからです。
「イラストレーターとして生きて行くには自分の画力では限界がある」
という考えは、もちろん小笠原にも最初からありました。
それでも退職までしてイラストレーターの道を選んだのは
安定した収入のある兄夫婦が両親といっしょに暮らしてくれているし
自分一人で生きて行くなら
ドン底まで落ちたとしても自分自身でケジメもつけられるだろう
という覚悟を持てたからです。
そこまで落ちる覚悟が必要なくらい
小笠原には画力が足りないという自覚があったのです。
それでもイラストレーターの道を進みました。
「画力が足りないからイラストレーターは無理だな」という考えではなく
「画力とか、そんなのは置いといて、自分には絵を描く以外に道はない!」
という気持ちがあったから歩いてこれたのだと思います。
画力がないからと諦められるのであれば
それはそこまでして目指す目標ではないのだと小笠原は思います。
画力が足りないと思っていても絵を描くことをやめられない。
だから気がついたらイラストレーターになっていた。
そんな風に歩いてきた気がします。
もしも自分に物凄い画力があって
サクサクとイラストレーターの道を歩んだとしても
きっといつかは壁にぶちあたる日が来ると思うんです。
そんなとき、その壁を乗り越えるのはやっぱり
「描きたい!」と思う気持ちの強さなんじゃないでしょうか?
あとは描けない自分に対する腹立たしさとか、負けん気とか?
小笠原は画力が足りない分
そういった気持ちの大きさが足りない部分を補ってくれて
頑張って来られたのかもしれません?
そして今の自分がいます。
いえ、そもそも今の自分があるのは
「運」というヤツに物凄く助けられてきたからなのかもしれません。
あぁ、なんだかそれが現実のような気がしてきた。
運ですね、運。
運良く編集者の方が探しているタイミングと合った、とか
運良く紹介してもらった、とか
神よ!
運なんて参考にも何にもならないと思うので申し訳ないのですが・・・・
そもそもこのお話自体があまり参考にならないのかも?
すみません。

他のイラストレーターさんであれば
もっとスマートに気持ちの整理をつけさせてくれるような言葉を
たくさん聞かせてくださるのかもしれませんが
わたくしはカッコをつけるのが苦手なので
正直な気持ちを並べてみました。
つまり、病的なほど絵を描くことをやめられないのら、その道を進むのも良し。
別の道も考えているのなら、そこまでして危険な道を歩むことはないのでは?
というところでしょうか?
小笠原は絵の病に犯されていますので、今の道に大満足ですが。
のほほほほほほほほ。

「イラストレーターの専門学校に行くと、いいことがありますか?」
みたいなことも質問されますが
小笠原はイラストレーターの専門学校がどんなところなのかを知らないので
なんとも言えません。
本当に専門的な知識がなければ描けない絵というのもあると思いますので
そういう窓口を見つけたいのであれば
専門学校に行って先生に相談するというのも手かもしれませんね。
小笠原のような道を進みたいというのであれば
完成したカラー作品とモノクロ作品を何点か用意して
自分の描きたい絵のジャンルに近いと思われる本を出版している会社へ連絡して
作品を見てもらえるようにお願いするといいですよ。
作品は編集部にファイリングされると思いますので
何かのタイミングでイラストレーターを探している編集者さんの目にとまれば
連絡が入ることでしょう。
データ入稿ができる環境があったりするとGOODでしょうね。

あっ、それからですね
ゲーム会社に就職するのは
フリーになるための足がかりのためじゃなくて
会社に利益をもたらすためなんですよ。
会社員ってのは会社のために働く人のことなので
最初からフリーになる気満々の人は雇ってもらえない―――って
これは当然の話でしたか?
ははは。

以上です。
参考になりましたか?
ジャンケンポン。
うっふふふふふふふふ・・・ガハッ!!!
ま、また・・・ねぇ・・・・・




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